野球

今、日本のプロ野球はアメリカの野球よりも面白い

投稿日:10月 1, 2019 更新日:

今、日本のプロ野球では数年前にはなかった確かな盛り上がりを感じます。

2019年は1日の平均観客動員数でも初めて3万人を超えました。ネットではダゾーンやパリーグTVなどを利用し、プロ野球を観る機会が増えた人もたくさんいると思います。

上記はプロモーションの部分ですが、実際にプロ野球自体もかなり面白くなっていると思っています。

アメリカの野球が良い影響を与えている

元々アメリカの大リーグが好きでよく観ていたのですが、最近の大リーグはとても残念と言わざるを得ないです。

おおげざに言うと、ホームランか三振。全力でやっているチームとやっていないチームの差があからさまで、どこか活気にも欠けています。今ではお客さんの数もかなり少なく、満員になるチームは数える程です。
主観の混じった意見ですので、そうではないと思う人がいるかもしれませんが、一時期の大リーグを観ていた人間としては、今の大リーグの活気の無さと大味に見えてしまうのはしょうがないのかもしれません。

しかしこうなってしまった原因は決して怠惰だからではなく、ましてや衰退している訳でもありません。むしろ進化してしまったからだと考えています。有名なのはフライボール革命。打球に角度を付ける事で、結果ヒット以上の確率を上げるものですが、三振とホームランが増えたのはこれが原因なのは明確です。(大リーグ機構が飛びやすいボールに変更したのは割愛します)

後はシフト。今の大リーグを観ていると従来の守備位置にポジションを取る事の方が珍しいというイメージを抱いてしまうほど、極端なシフトを取っています。これは解析出来るデータの量とスピードが増えた事で、2019年現在も尚、精度が向上しているように見受けられます。

大リーグにおいては、その柔軟な思考と向上心の高さ故に、進化したアメリカの野球は多様性が失われ、至極シンプルなスポーツとなってしまっています。しかしこれはあくまで進化の途中という事です。今後アメリカの野球がどのように進化を遂げるのかは、僕の楽しみでもあります。

前置きが長くなりましたが、実はこのアメリカの野球の進化がちょうどいい塩梅で、日本のプロ野球に浸透し、プロ野球を面白くしています。

バランスの良さ

日本のプロ野球はいい意味でも悪い意味でも保守的ではありますが、最近は選手主導で少し軟化しているように見受けられます。先述した通り、アメリカの野球は進化しています。そして最先端でもあります。それを日本のプロ野球選手は出来る所だけ吸収しています。

アメリカのフライボール革命は外国人のパワーだから成り立つ理論です。日本人の選手では出来る選手が限られてきます。そこで目を付けたのが「打球速度

アメリカでも打球速度は重要な指標と位置付けられています。

打球速度が速いと、角度が低くてもホームラン又は外野の頭を超える確率が上がります。あくまで主観が混ざりますが、大体去年あたりからホームランをあまり打たない選手が強いスイングをすることが増えてきたように思えます。特にパリーグの選手に顕著ですが、強いスイングをする選手がかなり増えました。これはデメリットもありますが、副次的効果も含めるとメリットの方が強いと考えてます。

ただ日本人はあくまで日本人です。パワーではアメリカの野球には勝てません。しかしこれが日本のプロ野球に絶妙なバランスの良さと、プロ野球の面白さを引き出しているのです。

特に西武ライオンズを観て頂くと(西武ファンです)よく分かります。西武ライオンズと言えば、圧倒的な攻撃力で今年リーグ2連覇を達成しました。彼らの野球を観ていると驚くほどの多様性がうかがえます。

攻撃では1番から9番までが全員フルスイングをしてきます。かと思えば盗塁をする選手、そして走塁に関しては全選手徹底されている程の意識の高さ。そして勝負所ではバント等の小技をしっかり決めてきます。彼らの野球は理想の野球でもあり、これから日本のプロ野球のモデルケースとなる可能性が高いと見ています。勿論、それ相応の能力が必要なので、簡単ではないのは重々承知です。

今、アメリカでは0か100の野球が行われていますが、日本のプロ野球ではアメリカのいい所を取り入れながらも背伸びせず、日本人に出来る野球をしているので非常にバランスが良く、とても心地の良い状態にあります。
大きい声で言わせて頂くと・・・

世界で一番、日本のプロ野球が面白い。

正直、言い過ぎではないです。一番面白いです。

今回のお話しはあくまで1例に過ぎないですが、他にも日本の野球が面白い理由はまだまだあります。個人的には反対だったCSがあった事で終盤のペナントレースが盛り上がった事などもお話ししたいですが、長くなってしまいますのでまたの機会にさせて頂きます。今年はまだCSとペナントレースがありますので、もうちょっと楽しめそうです。頑張れ西武ライオンズ。

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