また今年も楽しみな季節がやってきました。
10/17(木)2019年度ドラフト会議が開催され、西武ライオンズは9人の選手を指名しました。
それぞれの指名選手と順位をまとめていきたいと思います。
1位:宮川哲【社会人】
2位:浜屋将太【社会人】
3位:松岡洸希【独立リーグ】
4位:川野涼多【高校生】
5位:柘植世那【社会人】
6位:井上広輝【高校生】
7位:上間永遠【独立リーグ】
8位:岸潤一郎【独立リーグ】
育成1位 :出井敏博【大学生】
【1位】宮川哲(24)
・所属:東芝
・生年月日:1995年10月10日
・身長:177.0cm
・体重:80.0kg
・経歴:東海大山形高−上武大−東芝
・投打:右右
・持ち球:カットボール・フォーク・スライダー・カーブ
特徴:最速154キロをマークする本格派のピッチャーですが、特に身体が強く高校、大学時代とたくさん投げ込みを行ってきました。ですが今の所、どこかに致命的な故障は見られませんので、非常に丈夫な選手だと思われます。
そして社会人時代は主に先発で起用されてはいましたが、リリーフの経験もありますので、もしかしたらライオンズでは1年目はリリーフで使われる可能性もあるのではないかなと思っています。
【2位】 浜屋将太 (20)
・所属: 三菱日立パワーシステムズ
・生年月日:1995年10月10日
・身長: 175.0cm
・体重: 81.0kg
・経歴: 樟南高校 − 三菱日立パワーシステムズ
・投打:左投左打
・持ち球: スライダー・カーブ・チェンジアップ・フォーク
特徴:ストレートは最速148キロ。動画見た限り、バッターが振り遅れている事が多くみられましたので、球速以上に速く感じるのかもしれません。
そして西武ライオンズには貴重な貴重な左ピッチャーです。全体的に左のピッチャー不足には苦労をしてますので、即戦力での活躍が期待されます。
【3位】松岡洸希 (19)
・所属: 三菱日立パワーシステムズ
・生年月日:2000年8月31日
・身長: 179.0cm
・体重: 83.0kg
・経歴: 桶川西高校 − 武蔵ヒートベアーズ
・投打:右投右打
・持ち球: スライダー・チェンジアップ・カットボール・カーブ
特徴:最速149キロのストレートと曲がりのするどいスライダーが持ち味です。松岡選手は実は高校3年生になってから投手にチャレンジをしています。そこからその才能を認められ、独立リーグへと入団しました。当時肘の痛みに悩まされていた松岡選手はコーチの勧めでサイドスローへ転身します。するとそこから一気に才能が開花しました。そのサイドスローから投げ込む球の強さから独立リーグの イム・チャンヨン と呼ばれるようになりました。
西武が通年、野手の出世枠と言われている3位で指名したことから、高い期待が感じられますね。
【4位】川野涼多(18)
・所属: 九州学院高校
・生年月日:2001年6月28日
・身長: 175.0cm
・体重: 75.0kg
・経歴: 託麻中学校 − 九州学院高校
・投打:右投両打
・ポジション: 遊撃手
特徴:走攻守揃ったバランスのいい選手です。足も速く守備も上手い。おまけにスイッチヒッターですので、バランスのいい選手です。
僕は密かに一番期待している選手です。というのも今回の西武のドラフトとして4位指名ではありますが、投手が第一優先の中でバランスのいい選手を指名してきた事に大きな可能性があるのではないかと思っています。
今までは割と特徴がしっかりとした野手を指名する傾向にありましたが、今回野手最上位でバランスのいい選手を指名したという事で、もしかしたら凄く頭のいい選手なのかもしれませんね。
【5位】 柘植世那(22)
・所属: Honda鈴鹿
・生年月日:1997年6月3日
・身長: 174.0cm
・体重: 78.0kg
・経歴: 健大高崎高−ホンダ鈴鹿
・投打:右投右打
・ポジション: 捕手
すいません。あまり情報の少ない選手ですので、詳しい事は追記していきます。
しかし西武ライオンズはキャッチャー不足は否めない状態です。ケガも多いポジションですので、社会人から取ったという事は、即戦力でも戦える選手である可能性が高いです。噂によるとスローイングが強く、バッティングもいいみたいですので、来年からよろしくお願い致します。
【6位】 井上広輝 (19)
・所属: 日大三高
・生年月日:2001年7月17日
・身長: 181.0cm
・体重: 81.0kg
・経歴: 厚木市立南毛利中学校 − 日大三高
・投打:右投右打
・ 持ち球: スライダー・チェンジアップ・シンカー
特徴:最速152キロのストレートに変化球のキレもいいピッチャーです。体も大きく、しなやかに身体を使える選手ですので、素材を評価しての指名だと思います。
今回のドラフトは球の強い本格派を多く指名していますので、井上選手もその一人ですね。これからの選手ですが、順調にいけば普通に頭角を現しそうなぐらい楽しみな選手です。
【7位】 上間永遠 (18)
・所属:徳島インディゴソックス
・生年月日:2001年1月31日
・身長: 179.0cm
・体重: 78.0kg
・経歴: 柳ヶ浦高校−徳島インディゴソックス
・投打:右投右打
・ 持ち球: カットボール・シンカー
特徴:140キロ台半ばのストレートと変化球をうまく織り交ぜていくタイプのピッチャですね。上間選手は今年独立リーグに加入して、防御率1.40と最優秀防御率のタイトルを取っています。
実質高校生だと考えたら楽しみですね。ある程度抑える術を持っていると思いますので、1イニングであれば即戦力の可能性もあります。
後は沖縄出身という事で、ライオンズに流れる沖縄の系譜が繋がっり沖縄出身の選手が増えるのは嬉しいですね。
【8位】 岸潤一郎 (22)
・所属: 日大三高
・生年月日:1996年12月8日
・身長: 174.0cm
・体重: 78.0kg
・経歴: 明徳義塾高等学校 − 拓殖大学(中退) − 徳島インディゴソックス
・投打:右投右打
・ポジション: ファースト・外野手
特徴:岸選手は高校生までピッチャーをやっており、最速146キロをマークするなど、プロ注目の選手でした。しかし大学で肩と肘をケガしてしまい、トミージョン手術を受け、大学を中退してしまいます。しかしそこから独立リーグに指名され打者として頭角を現していきます。
そして今回西武ライオンズに指名された訳ですが、正直期待値がハンパない選手です。ここまでの紆余曲折を経て、しかもプロに指名されるという事は、もしかしたら凄い選手になるかもしれないですね。なにより表情が良いですね。
【育成1位】 出井敏博 (18)
・所属: 日大三高
・生年月日:2001年7月17日
・身長: 185.0cm
・体重: 70 .0kg
・経歴: 埼玉栄高 – 神奈川大学
・投打:右投右打
特徴:情報がまだ少ないですが、球団の評価では肘の使い方が柔らかく、将来性のある本格派という事です。
しかし西武ライオンズは今年から3軍制にするなど、育成にも幅を出していくようです。その中で投手を育成で取ったという事は、なにか可能性を秘めているという事です。
僕はよく2軍戦も観ていますので、是非注目して見させて頂こうと思っております。楽しみです。
まとめ
ライオンズは課題が明白で、とにもかくにも投手が必要です。その中で今回のドラフトは非常に良かったのではないかと思います。
来年は即戦力の投手がたくさん登板すると思いますので、またまた楽しい1年になりそうですね。